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すべては私の頭の中で…。

フィクションともノンフィクションとも言えない不思議な話です。
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02.06.21:49

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10.22.17:11

旅に出ます

しばらく恐怖ネタ探しの取材に出ます。

1週間ほどで戻ってこれると思いますから、

それまで待っていてください。

それまで、

私の作った、

「ブログ版ミリオンゲッター2008α」

を友達に紹介して、

みんなで登録報酬を得ましょう。

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10.19.22:31

携帯…

携帯が鳴る

夜中だから取るのが面倒だ。

いつもなら15秒で留守電に変わる。

しかし鳴り続ける。

3本ほどして、

うっとうしくなって携帯を手にする。

着信1件



















自分の番号からの着信だった。

10.14.16:00

廃墟

エアコンがないといられない暑い夜だった。
海沿いの道路を車で走っていた。
一緒にいたのは3人。
おしゃべりに夢中になり、
真夜中になっていった。
「そろそろ帰ろっか?」
引き返すことにした。
車をUターンさせようと、
避難帯に車を寄せた。
車のライトに、
荒れ果てた姿の家が照らされた。

1banmail.com

「こういうとこって出そうじゃない?」
「言えてる言えてる」
誰からともなく車を降りた。
そのあたりは漁業の町で、
昔はかなり栄えていたふうの家だった。
ちょっとのぞいていこうということになった。
家の裏手に回ると、
勝手口のドアが壊れて無くなっていた。
そこから入ることになった。
じゃんけんで順番を決めて、
入っていった。
一歩入った瞬間、
寒気で体が震えた。
まだ8月なのに。
車のライトのお陰で中の様子はよく見える。
中に入っていくと、
至る所が壊され、
落書きされていた。
一番奥の部屋の前まできた。
そこだけなぜかふすまが破れずに残っていた。
寒気が増した。
「もうやめようよ」
口をついて出てきた。
「ここまで来たんだから」
一人がふすまを開けた。
なぜかきれいな部屋だった。
一番奥にあるものを見て、
一歩後ずさった。
仏壇がある。
しかもきれいに掃除されているようで、
扉が開いていた。
「なんでここだけきれいンだろ?」
一人が部屋に入っていき、
仏壇の扉に手をかけた。
その瞬間、

DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

周りが真っ暗になった。
車のライトが消えたのだ。
「$#&()&’’#$+*&$$?”!」
声にならない叫びを上げながら、
いろんなところにぶつかってひっくり返して、
何とか外に飛び出した。
車に近寄ろうとして、
みんな動きが止まった。
運転席に誰かいる。
車のキーはポケットにある。
カギをかけた記憶もある。
「誰?」
一人が叫んだ。
その瞬間、
人影が消えた。
緊張しながら車に近づく。
中には誰もいない。
カギを開け、
エンジンをかける。
ルームランプをつけると、
後ろの一人が叫んだ。
「ちょっとあんた、何もってんの?」
仏壇の部屋に入った子の手には、
位牌が握られていた。
「うそ?何これ?」
あわてて窓を開けて投げ捨てた。
「戻してきた方がいいんじゃない?」
「怖くてムリ!」
結局そのまま戻ることになった。
寒気がまだ続いていた。
みんなを送って帰ると、
位牌を握っていた子から電話があった。
「私、位牌捨てたよね?」
「うん」
「絶対捨てたよね?」
「どうして?」
「あるの!」
「はぁ?」
「玄関に位牌があるの!」
………
電話が切れた。
それ以来、
彼女に連絡が取れない。
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