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すべては私の頭の中で…。

フィクションともノンフィクションとも言えない不思議な話です。
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02.07.10:13

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09.29.15:03

キノコ

先日、
友人とともに、
彼の行きつけのクラブに行った。
一見様お断りの、
会員制のクラブだった。
奥の方のボックスに通され、
女の子が2人やってきた。


それにしても、
店内の雰囲気が普通じゃなかった。
友人にそのことをいうと、
「大丈夫。今にわかる」
と返ってきた。
「アレ、つかいます?」
女の子が聞いてきた。
「もちろん」
と友達が返事した。

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出てきたのは、
灰皿の上に載った変なキノコ。
友人が素早くそれを細かく割いてゆく。
キノコが10数本に割かれた。
そのうちの1つに火をつける。
一筋の煙が立ち上る。
みんながそれを吸い込んでいく。
なんだか怖くなってきた。
「大丈夫。まだ禁止されてないやつだから」
と誘われた。
そのうちに、
店中に充満する煙を吸い込んだために、
自分も気持ちよくなっていた。
周りにはすでに全裸で走っている人間や、
酒の瓶で殴り合っている人たちがいた。
他のみんなもそれを見て笑っている。
酒もそこそこに、
友人を促して店を出た。

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あとで知ったことだが、
あのキノコは海外から買い付けた物で、
日本にはそこでしか手に入らないらしい。
しかも、料金後払いで、
みんなが判断力も鈍るため
「財布ごと頂きます」
といったら全員財布の中身をはたいて支払うそうである
ぼったくりにはちがいないが、
本人も同意してお金を払っているからしようがない。
しかしあの店はすぐ摘発されそうだなぁ。
もう行かないようにしようと心に誓った。

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09.28.12:00

手を握ってもらいませんか?

山下さんは「見える人」である。
意識しなくても見えてしまうため、
町中でさほど人がいない通りでも、
人混みの中を歩いているような動きをする。
見えている者を避けているのだ。
彼女からすると、
普通の人と見える人の違いは、
透けているかどうかだそうだ。
普通の人は体が透けずに向こう側が見えないが、
この世の者でない人は、
ぼんやりと透けて見えるそうである。
友達は、彼女の体質を知っているためか、
変な動きをしても、
「またなの?」
といいながらついてきてくれるが、
知らない人は不思議がる。
そういうわけで、
彼女は彼氏がいない。
たまに男の人に誘われても、
1日一緒にいるだけで誘われなくなる。

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そんなある日、
友達が、
「よけずにぶつかっていったらどうなるの?」
とつぶやいた。
本当の人と区別がつくんだから、
別の世界の人とぶつかっていけば
普通に歩いているようになる。
友達も気づいてはいないが、
どんどんぶつかっている。
(これならできるかも)
と思いながら挑戦してみることにした。
通りをやや足早に、
ひとりぶつかった、。
すり抜けた。
(いける!)
確信した彼女は、
どんどん人にぶつかっていった。
100メートルほどの道路で、
20人ぐらいぶつかったろうか。
何事も起きていないことを確信した彼女は、
そのまま家に帰った。
向かってくる人たちとぶつかりながら…。

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その夜、彼女は後悔した。
ぶつかったすべての霊が、
憑いてきたのである。
その夜から、
彼女は無数の悲鳴や雄叫びを聞きながら眠ることとなった。
数が多すぎて、
1回では落としきれないで、
何度も霊媒師の元を訪れた。
霊媒師は、
「見えるということは、波長があったということだから、絶対ぶつかっちゃダメ!」
と言われた。
彼女はまた人混みを避ける動きをするようになった。

09.27.21:51

歪む…

皆さんは、
夜寝てるとき、
電気をつけてますか?
私は普段は真っ暗にします。
[つづきを知りたいなら…]
真っ暗な中で、
目をつむっているときに、
目はつむっているはずなのに、
目の前の闇が歪んで渦巻いて見える時ってありませんか?
もしそのような体験をしたら、
絶対に目を開けないようにしましょう。
目を開けたときに、
その渦が残っていたら、
その渦に飲み込まれてしまいます。
戻れるかどうかは運次第、
そのままどこかに連れて行かれるかも…。
もちろん肉体はそのままで。
私は一度そんな経験をしました。

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ある日の夜、
何となく寝付けない。
何度か寝返りを打ちながら目をつむっていると、
目は閉じているはずなのに、
まわりの景色が歪んで見える。
おかしいなと思いながら目を開けると、
天井が歪んでいる。
おかしいなと思っていると、
歪んだ天井に自分がすいこまれていく。
まずいと思って振り向くと、
布団の上で横たわった自分がいる。
その瞬間、
体が天井をすり抜けた。
自分の家の天井が遠ざかる。
「やばい!」
そう思って空中で必死にもがく。
しかしだんだん家が小さくなっていく。
「もうダメだ」
と思った瞬間、
雷のような光に打たれて目が覚めた。
ものすごい時間もがいていたはずが、
時間は床についてから5分とたっていなかった。
あの雷のような光がなければどうなっていただろう。
それ以前にあの光はなんだったんだろう。

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